• ホーム
  • 勃起薬を服用できない疾患とは

勃起薬を服用できない疾患とは

勃起薬というのは男性器のペニスを勃起をしやすくする効果のあるもので、ED治療薬とも呼ばれます。
服用することによってペニスの勃起持続時間を延ばすことができ、その結果性行為中に勃起が収まってしまうといった症状を防ぐことができ満足いく性行為を行うことが可能になります。
しかし勃起薬を使用するには一定のリスクもあることを理解しておく必要があります。
第一には勃起薬を利用するためには健康な状態である必要があります。
これはあくまでも勃起薬は勃起をしやすくするものであり精力を高めるような作用はないためです。
このため体力が充実しているにも関わらず勃起が起こらなかったり、また勃起持続が出来ないといった人が使用するものです。
また勃起薬を使用する際には、不安定な狭心症などの持病がある人や、重度の肝障害、90/50mmHg以下の低血圧、170mmHgを超えるコントロールされていない高血圧、6ヵ月以内に心筋梗塞の既往のある人、6ヵ月以内に脳梗塞、脳出血の既往のある人、網膜色素変性症の持病のある人など、疾患がある場合には勃起薬の服用には注意が必要です。
さらに併用禁忌薬としてニトログリセリンなどを使っている人は重篤な副作用を引き起こす可能性があることも知られています。
いずれにしても心臓や循環器系に対して何らかの疾患がある人は使用は要注意で、場合によっては強く副作用が出るリスクがあります。
ただこれら持病がある人でも勃起薬は医師の診察を受けて用法用量を使えば問題がない安全な薬です。
理由としては、勃起薬は限られた時間内の一時的な効果しかない薬であるため、用法用量が守られている限り、断続的に服用しなければ危険はありません。
また、心臓関係の疾患や脳梗塞、脳出血、肝障害、腎不全などの病気がある場合でも、勃起薬の使用に危険は無いと判断されることがあります。
いずれにしても勃起薬を安全に使用するのであれば医師の診察を受けることが重要です。

勃起薬で勃起持続をしすぎると薬が手放せなくなる

勃起薬そのものはあくまでも勃起しやすい状態にして満足のいく性行為が出来るようにサポートするための薬です。
基本的に勃起が起こらなくても日常生活には支障を来すことはありませんし、勃起薬そのもので快楽を得られるといったものでもありませんので、依存性はない薬です。
しかし薬への依存性がなくとも、精神的に勃起薬を飲まなければ十分な勃起ができないまたは勃起持続をすることができないと思い込むケースがあります。
このような状態になると薬が手放せなくなってしまいます。
勃起薬には依存性や中毒性といったものは認められていません。
勃起薬そのものは勃起する能力を薬の成分によって一時的に回復させているだけであり、性機能の一時的な回復が目的になります。
つまり、いわゆるカンフル剤のようなものに過ぎず、根本的な改善になるということはありません。
ただし、性行為に自信が持てないことが原因で勃起持続ができないケースには有効に働くこともあります。
さらに、連続して使用している場合には身体が本来持っている勃起する能力が低下していることに気づかず、勃起薬を利用しなければ満足いく勃起ができなくなるリスクもあります。
そもそも加齢によって性機能は低下していきますが、それらの原因は生活習慣や病気の進行によるものです。
これら疾患が進行しているにも関わらず勃起薬を使用し続けていると服用し始めのころは問題がなくても次第に副作用のリスクが高くなります。
いずれにしても、勃起薬を利用する場合には医師に相談し、また自身の身体の状態を理解しておくことが重篤な副作用を起こさないためにも大切です。
また勃起薬に過度に頼りすぎることも本来の性機能の低下に繋がります。